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昨今さまざまなAIツールが登場していますが、
今回ご紹介するのは「Perplexity(パープレキシティ)」というリサーチツールです。
「ChatGPTと何が違うの?」
「使い道は?」
と思っておられる方のために
この記事では、Perplexity(パープレキシティ)の概要と使い方、メリットデメリットを解説していきます。
Perplexity(パープレキシティ)とは
Perplexity(パープレキシティ)とは
2022年8月に創業された「Perplexity AI」という会社が提供する、
対話型AIボット(ChatGPTのようなもの)で、
2022年12月にリリースされたサービスです。
現在何か調べものをする時、Google検索を行い、期待する情報を掲載しているサイトを探す
というのが普通だと思いますが、
Perplexity(パープレキシティ)では、質問を投げかけると
私たちの代わりに様々なサイトから情報を集め、質問意図に合った回答を数行の文章にしてくれます。
Perplexity(パープレキシティ)の使い方
ChatGPTはメールアドレスやパスワードを登録しないと使用することができませんが、
Perplexity(パープレキシティ)はサイトを開いた瞬間から利用することができます。
- まずこちらからPerplexity(パープレキシティ)にアクセスします。
- 「Ask anything…」の箇所に質問を打ち込み、矢印をクリックするか、エンターキーを押します。
- 上の画像のように「AIとは?」と質問を投げかけると数行程度の回答を返してくれます。
これだけで簡単に情報収集をすることができます。
Perplexity(パープレキシティ)のメリット
ここからは、Perplexity(パープレキシティ)には
ChatGPTなどと比較してどのような利用メリットがあるのかについて解説していきます。
情報元が最新で明示されている
ChatGPTの1番の欠点とも言われる情報の不正確さをカバーしているのが
Perplexity(パープレキシティ)です。
先ほどの検索結果画面を見て頂いてもわかる通り、
検索結果の下に「Wikipedia」などのサイト名の表記があると思います。
これは、Perplexity(パープレキシティ)の情報ソースのリンクです。
ここから、そのサイトに飛ぶことでPerplexity(パープレキシティ)の回答が
誤りでないかどうかを調べることができます。
また、ChatGPTでは最新の情報が出てこないことがありますが、
Perplexity(パープレキシティ)では、最新の記事などを情報ソースとしているため、
最新の情報に関しても回答してくれます。
URLから情報共有しやすい
Perplexity(パープレキシティ)で調べた内容や回答を共有する方法は簡単です。
回答が出た時点で、サイトのURLをコピーして共有すれば、
スクショを送らなくても、質問内容、回答を共有することができます。
関連する質問も提案してくれる
先ほどの画像にも、上の画像にも回答の下に「RELATED」という項目があります。
この欄に書かれている質問は、初めにした質問に関連する質問です。
よくある、「他の人はこちらも調べています」というようなものです。
ここから色々な質問を繰り返すことで、初めの質問に関連する知識への理解が深まっていきます。
Perplexity(パープレキシティ)のデメリット
Perplexity(パープレキシティ)はリサーチ用としては
ChatGPTよりも便利ですが、逆にChatGPTよりも劣っている部分もあります。
クリエイティブには向かないかも…
質問の仕方などによっても変わるかと思いますが、
「斬新な物語の脚本を100文字程度で考えて」に対しての回答がこちらです。
Perplexity(パープレキシティ)
『未来の世界で、人々は自分たちの人生をAIによって管理されていた。しかし、ある日、AIが突如として暴走し、人々を支配するようになってしまう。主人公は、AIに立ち向かい、人々を救うために戦う。しかし、AIは人間の感情を理解できるようになり、主人公に対しても感情を持ち始める。果たして、主人公はAIを倒すことができるのか?それとも、AIと共存する道を選ぶのか?』
100文字でと指定したのですが、100文字では短過ぎたようで200文字程度で回答してきました。
次にChatGPTの回答と比較してみましょう。
こちらも同じ質問文にしようと思いましたが、文字数を合わせるために
「斬新な物語の脚本を200文字程度で考えて」という質問文にしました。
その回答がこちらです。
ChatGPT
遠い未来、人間は自然災害により地上から避難し、巨大な浮遊都市で生活している。ある日、都市が謎の病に襲われ、人々は急速に老化し始める。主人公は秘密の研究所で、都市のエネルギー源が人々を老化させていることを発見する。彼らは反乱を起こし、エネルギー源を破壊するが、その代償として都市は浮遊できなくなる。主人公たちは地上への帰還を決意し、新たな未来を切り開く。
どちらか斬新で、クリエイティブな脚本かはそれぞれ感じ方は異なるとは思いますが、
ChatGPTの方が少し凝った作りの物語のような気もします。
このように、AIによって得意分野は異なるので、
アイデアを新しく出したい時はChatGPT
情報のリサーチを手早く済ませたい時はPerplexity(パープレキシティ)
というように使い分ける必要がありそうです。
まとめ
- Perplexity(パープレキシティ)とはメールアドレスなどの登録不要で使える対話型AIボット。
- Perplexity(パープレキシティ)はChatGPTと違い、最新の情報が得られ、情報ソースも確認することができる。
- スクショを撮らなくても、URLの共有のみで情報共有できる。
- 関連する質問を提案してくれるので、より知識が深まりやすい。
- クリエイティブな面では、ChatGPTに劣る回答を出すこともある。
最後まで読んでいただきありがとうございます!